雪見だいふくは温かいおもちで包む?アイスを丸く閉じ込める工場の工夫

※本記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれます。

雪見だいふくの丸い形。あれ、どうやってアイスを中へ入れているんだろう。

冷たいおもちを伸ばして、硬いアイスを一個ずつ包む?

実は、ロッテの製法解説に出てくるのは、できたての温かいおもち。専用に調整した機械で、中心にアイス、外側におもちが来るように押し出して、丸く成形しています。

ええっ、温かいほうを使うの?!

ここが面白いところ。おもちの伸び方を利用する仕組みと、その後の冷凍工程を追うと、二つがどう一つになるのか見えてきます。

目次

中央にアイス、周りにおもち。そのまま下へ!

ロッテが2022年に公開した解説では、おもちを練り上げたときの温度は約60℃。まだ温かく、とろりとした状態です。

これを「包あん機」という、中身を生地で包む機械に入れます。ただし、そのまま既製品を使うわけではなく、雪見だいふく向けに調整したもの。

中は、中心にアイス、その周りをおもちが囲む配置になっています。二つを一緒に下へ押し出し、特殊なカッターで切り離す仕組みです。

筒を切ったら、てっぺんからアイスが見えちゃわない?

そこで温かいおもちの伸びが働きます。切り離された上側をおもちが覆って、丸く閉じるんです。

先に空っぽの大福を作って、あとからアイスを注ぐイメージとは違うんだね。外側と中身が一緒に進んで、切るところで一個になる。この順番で考えると、あの丸い形につながります。

出典:ロッテ「なぜ、おもちとアイスが合体できる!?」

丸くなったら完成?もう一度しっかり冷やします

工場見学の説明では、包んだものを二個ずつトレイに入れ、ふたをしてから、マイナス30℃で冷やして固めます。これが急速冷凍、短い時間で強く冷やす工程です。

形を作る工程と、冷やして仕上げる工程が分かれているんだね。

また、おもちには砂糖や水あめを配合し、水分を保ってやわらかさを維持する工夫があります。機械できれいに包めるだけで、あの食感まで完成するわけではありません。

温かいおもちを冷たいアイスと合わせ、その後は冷凍する。その温度の変化に合わせた配合も、組み合わせの一部です。

だから、家庭のおもちを温めてアイスにかぶせれば同じものになる、という作り方には置き換えないでね。ここではメーカーが公開している工場の仕組みを見ています。

出典:ロッテのバーチャル工場見学、おもちのやわらかさについての解説

買うなら「二個入り」と「25個」の数え方を見よう

仕組みを知って、いつものバニラを食べたくなったら。楽天には、47mlのアイスが二個入ったパックを、25パックまとめた販売があります。mlは容量を表すミリリットルです。

つまり、一パックは合計94ml。25パックなら、中の丸いアイスは50個です。

おっと、丸いアイスが25個届くわけではないのね!

雪見だいふく94ml・25個入りの楽天掲載を見る

これは、何度かに分けて食べる分を冷凍庫に置きたいときの候補。まず一パックだけ食べたいなら、まとめ買いに進まず近くのお店で探すほうが量は合います。

注文する場合は、販売ページの保存方法であるマイナス18℃以下を守れる場所を先に確保してね。確認した販売店では沖縄本島を含む離島など、配送できない地域もあります。お届け先が対応範囲かも、注文前に見ておこう。工場のマイナス30℃を、家庭用の保存温度として設定する必要がある、という意味ではありません。

次にふたを開けたら、二つの丸いおもちをちょっと眺めてみて。中心と外側が一緒に押し出されて、上が閉じる。あの小さな一個、そうやってできているんだよ。

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

アイスクリームの種類・味・選び方・楽しみ方を調査し、わかりやすく紹介する編集部です。

目次